日本人の肩こりの原因は・・・

日本人はなぜ肩こりになるのか?

「所さんのニッポンの出番」というテレビ番組。
いわゆる医学系や健康系の番組ではなく、日本と外国の違いなどを取り上げる番組ですが、今回は日本人の肩こりについて取り上げていました。
街頭で外国人にインタビューをしてみると肩がこっている人はいません。
(演出上当たり前ですが)
肩こりという概念と言葉は日本にしか存在せず、40年前に留学した医学部の教授も外国人に説明しても全く理解してもらえなかったのだとか。

ではなぜ日本人だけが肩こりになるのでしょう?

一般的に肩こりの原因としては「同じ姿勢を長時間強いられていることによる筋肉への負担」と言われています。

番組は果たして本当にそうなのだろうか?と進んでいきます。

某クリニックのゴッドハンドと呼ばれる院長曰く「外国人も肩はこっている。ただ自覚がないだけ。」だそうです。
ちょっと話はずれますが、この院長の予約はなんと15年待ち!そんなに待てるなら予約要らないでしょ?(^_^;)

話を戻して、インタビューの中で日本に来てから肩こりを感じるようになったという外国人の方がチラホラ。
肩こりは日本の風土病なのでしょうか?(^_^;)
日本に来てからということは、何か日本特有の原因があるのでしょうか?

日本に来て箸を使うようになったせい?肩に乗っている倶生神(くしょうじん)様のせい?と迷走し、最後は「うなずき」の動作と「気遣い」に着地しました。

 

うなずくと言う動作が原因というのはどうかなぁ?と思いますが、「気遣い」というのは原因の1つとして大いにあるでしょう。
緊張や他人への気遣いによりカラダが常に緊張し肩がこる。

基本的にカラダの歪みで首の周辺に負荷が掛かり肩こりを感じるのだと思いますが、そのカラダを歪ませる1つの要因として「他人への気遣い」があると言うことは言えるでしょう。

カラダは心(想念)に影響し、心(想念)はカラダに影響するものです。
操体で言う基本原則(息・食・動・想)の同時相関相補性ですね。

日本人の気遣いと、それを元にした生活習慣が原因の1つであると考えると、肩こりは日本の風土病というのはあながち間違ってはいないのかもしれません。

 

ちなみに、 2012年のデータでは全国の店舗数は、コンビニ46,905店に対し、マッサージ店(鍼灸・按摩も含む)は83,313店もあるそうです。
確かにウチの近くを考えてもコンビニよりマッサージや整骨院、整形外科や整体院の方が断然多いなぁ・・・
なんと新橋のあるビルには40店もマッサージ系のお店が入っているのだとか!
日本人は揉まれるの好きなんですねぇ。

 

でも揉まれる気持ち良さって、本当にカラダが求めているのかなぁ?

揉まれることが気持ちが良いと思っている方に、操体でカラダの内から沸いてくるような気持ち良さをぜひ味わって欲しいなぁ・・・。



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