中居正広のミになる図書館(6月3日放送)をみて。その1

6月3日放送「中居正広のミになる図書館」
様々な医師がスクープと称してお給料等の裏話をしていくという内容でした。
話題は医師が自ら行っている健康法ってあるの?という流れになりました。
なるほど、人体、そして病気や健康?の専門家である医師が行う健康法は興味のあるところでしょう。
司会の中居くんが訪ねます。
「一番心がけている事ってなんですか?」
医師「仕事に没頭する事」「好きな事をする。」「日々を楽しく生きる。」
となんとも身も蓋もない答え。
番組として欲しい答えは「これを飲む・これを食べる・こんな運動をする」といった具体的な情報です。
優秀な司会者である中居くんは、当然番組側の要求は十分理解しています。
そして「具体的に・・・」と食い下がりますが、医師は答えます。
「そんな事は無い。人はいろいろ。自分に合った事をしなくては意味が無い」
はい、正論。
しかし、これではバラエティ番組として盛り上がりにかけてしまいます。
「お〜!これはいいですねぇ〜!」や「ええ?何コレ!凄く効く!」といったわかりやすい画
「これを毎日、何グラム食べると・・・」などという“それっぽい情報”が欲しいのです。
優秀な司会者、中居くんは更に食い下がります。
「そうだろうけど、平均的に何に気を付ければいいのか!」
医師「・・・ストレスを減らす努力をする」
なかなか番組が求めている具体的な事を言ってくれませんが、個人的には信頼できる先生だなと思います。

番組としては、なんとか一盛り上がりを・・・。
そんなスタッフや出演者の雰囲気を感じ取ったのか、テレビ慣れしている医師の一人が
「私は毎朝ニンジンとリンゴのジュースを飲む」とか
「寝る前には必ず金魚運動をする」と助け船?を出します。
そしてタレントさん相手に金魚運動を実践して、なんとかコーナーとして成立しました。
さてさて、中居くんがしつこく食い下がる中、「なんで明確な事が出てこないんだろう?」とぼやいていましたが、明確な答えはすでに出ています。
それは最初に医師達が言っていた「好きな事をする」「日々を楽しく生きる」ということ。
そして「人はいろいろ。自分に合った事をしないと意味が無い」というのもテレビ(商売)を考えず、医師としての素晴らしい答えだと思います。
医師も言うように、人それぞれ趣味思考は違います。
それを平均的にこれが良い!と何かを提案してみたところで何の意味があるのでしょう?
自分にとって何が?ということが大事なのに、「平均」を教えてもらったところで何の意味もありません。
「ストレスを少なくする」と医師が言ったときに、「それはわかるけど・・・」と言った中居くんの一言にテレビの本音が見えるような気がします。
ダイエットなら食事と運動、健康にはストレスのコントロール、言ってみれば当たり前の事です。
一般の方もそれが正論なのはよく分かっている。
でも、番組の作り手や見る人が求めているのはそれではない「何か新しい情報」です。
「正しい」かどうかはともかく。
この「新しい」というのが大事なんですね。
  1. 新しい情報がでる。
  2. みんなが飛びつく。
  3. 一部の人には効果がある。
  4. そう長くない期間で飽きられて消えていく。
  5. そしてまた新しい情報がでる。
・・・ふりだしに戻り繰り返す。
テレビに限らず、他のメディアも似たようなモノです。
何か新しい事もたまには良いのですが、まずは当たり前と言われている事を当たり前にすることが大事。
でも、それじゃあ番組としては面白くないでしょうね(^_^;)


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