能ある鷹は・・・

ラジオで作家の五木寛之さんが話しているのを聞いて感じた事。
「能ある鷹は爪隠す」
 実力のある者は、むやみにそれを誇示することはしないという意味のことわざだが、五木さんの話を聞いていると
もっと能ある鷹は爪を出しても気付かせない」こんな言葉が浮かんできた。
もちろんそんなことわざはない。
しかし知識や経験の豊富さを披露していても全然嫌みに感じない話し方や話している相手のさりげない持ち上げ方で、自分より目下の者が五木さんと対等であるかのような錯覚を覚えてしまう。
話の内容も素晴らしかったがその人間力(?)の高さに敬服してしまった。
知識をだしていても「どうだ!」とひけらかすことなく、自然に会話を成立させている。
「もっと能ある鷹は爪を出しても気付かせない」
そんな人になりたいものです。



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