バラ研で感じた事
仙台で行われた操体バランス運動研究会に参加してきました。
いろいろな先生方の操体を直に見ることが出来、とても勉強になりました。
そこで感じた事をアットランダムに書いてみます。
◇操体の話が少なかった。
橋本先生の言葉をちりばめれば操体の話ということではないと思う。
橋本先生の言葉は言葉として、それとは別にご自分の操体感を語って欲しい。
◇矛盾
たわめの間は4~5秒、それより長いとどうなるのですか?という質問に対し、「構いませんよ、気持ちが良いだけやっていいです。本人の感覚が大事ですから」
・・・ではなぜ4~5秒と指導してしまうのか?
◇からだと対話と言いながら・・・
頭でばかり探していて、身体そのものに委ねていないように感じる。
動物としての姿を忘れ科学的と言うことに頼るのは良くないと言うが、何故細かく記録にのこして客観的に見せようとするのだろう?
動物であることを自覚させるなら、それを自分の感覚で感じ取れるようになることが大事なことなのではないのだろうか?
◇言葉の使い方、意味が曖昧
「気持ち良い方へ」「気持ちよく動く」「楽で気持ちいい方へ」「力強く気持ちよく動ける方へ」
・・・もう一度言葉の意味するところを整理してみる必要があるのではないだろうか?
◇身体の力を抜く体操をする?
操体をする前に、動きやすくするために体操をするという。
操体って何?
◇自由自在、勝手気ままに生きることこそ命の本質
自由と勝手は同じではないのではないだろうか?
◇食べる。気持ちよければ何でも良い。しかしあとで気持ちよくないモノはダメ?
食べ過ぎてしまうのは快ではなく、快楽や欲に従った結果ではないのだろうか?
◇100%いつでもどんな人にも出来る技術
技術・・・誰かにしてあげる事が操体なのだろうか?
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いろいろな先生の話を聞きながら、あぁここに気がついているのに、なんでそっちにいってしまうのだろう?
そこに気付いたのなら、更に掘り下げると今の矛盾に気がつくのに・・・と私がいうのも生意気だが、そう思うことがいくつもあった。
また、全体を通して感じたのは、どの先生も「気持ちよさ」という言葉に振り回されてしまっているなぁということです。
操体にとって「気持ちよさ」は重要なキーワードではあるのですが、その言葉の意味を考えず、言葉面だけを使ってしまうから混乱をきたしてしまうのだろうと感じます。
「気持ちよさ」ってなんだろう?
本当にそれが大事なのかな?と考えてみることで変わってくるモノもあるような気がします。
様々な操体を実際に見て、いろいろな先生の話を聞き、仲間と操体談義を交わす。
年に一度くらいこういった時間も良いモノです。
久しぶりに参加したバラ研でしたが、操体のことはもちろん、人としての在り方も学べた2日間でした。
来年は10月に広島で開催される予定です。
お疲れ様でした~!
>様々な操体を実際に見て、いろいろな先生の話を聞き、仲間と操体談義を交わす。
>年に一度くらいこういった時間も良いモノです。
そうですね。
実際に開業していらっしゃる、すなけンさんやつれづれさんのお話はとても参考になりました。
どの先生方のお話や操法よりも、すなけンさんの娘動画の方が衝撃的でした。
>来年は10月に広島で開催される予定です。
来年は仙台ですよ(^_^;)
間違いました。
削除お願いします。
って事は去年も今年と変わらなかったのか?
>アナグマ さん
・・・ん?
昨年のリポートを今年のものと見間違えたってことですね?
なるほど、読み返してみると同じですね(≡^∇^≡)ニャハハ
そして更に言えば、来年も同じような事書く気がします。
・・・予言ですv( ̄ー ̄)v