言葉選び

久しぶりに操体の話でも。
・・・あ!新年最初の記事でしたね!
今年もよろしくお願い致します。<(_ _)>
さてさて、ふと思い出したのでかいてみます。
以前ある方が言っていた言葉です。
「操体法を「良い療法」って言ったらダメでしたっけ?
それとも「健康法」って言ったらダメ?、「治療法」がダメでしたっけ?
どうして、そんなに言葉1つ1つにダメだしするのですか?
どうして、そんなに操体法の世界を小さくしてしまうのでしょう? 」
なるほど、あれはダメ、これもダメ、と言われたら窮屈でしかたない。
操体はもっとおおらかな世界なのに、どうして窮屈にしていまうの?という意見も一面的には理解出来ます。
でも、良く考えてほしいのです。


なぜ言い方一つに拘るのか?
それは「正しく伝えたい」「正しく表現したい」と思うからです。
操体は感覚の世界です。
ですから「言葉」にしている時点で、すでに形を変えてしまっています。
一番確実な伝え方は触れてみる事ですが、多くの方に伝えることができません。
ですから苦しみながらも、なるべくその本質に近い言葉で表現しようとするのです。
例えば、「グー!っと伸びる」と「クー!っと伸びる」でもニュアンスは違います。
試しにどんなノビでも良いのでやってみてください。
グー!っと言いながら伸びた時と、クー!っと言いながら伸びた時、私はグー!っと伸びると吊りそうになります。
どう伝わろうが知った事か!
私は私の表現をするから勝手に解釈をしてくれ!
・・・操体を伝えたいという思いがあれば、到底このような事は言えないはずです。
誤解のないように言っておくと、一般の方にここまでの表現は求めていません。
健康法と感じていようが、治療法と感じていようが、それはその人の受け止め方なので、ある程度仕方ないかなと思っています。
ただ、操体を専門として行うのであれば言葉選びは避けて通れない問題なのです。
なぜ健康法と言ってはいけないのか?
なぜ治療と言ってはいけないのか?
なぜ療法と言ってはいけないのか?
専門家として操体を行い、人に伝えていこうという立場であるならば、その使い分けはしなければならないでしょう。
もし、専門家であるにもかかわらず、それを考えた事がないというのであれば・・・
私はその方の操体への想いを信じる事が出来ません。
自分の好きな事を伝える時には、正確に伝わるようにしっかり言葉を選ぶ。
考えてみればあたりまえの話なんですけどね。(^_^;)



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です