あなたの体を歪ませる犯人(原因)

日常生活において、体が歪む7~8割方の原因はこいつの仕業だと言っても良いかもしれません。(私はそう思ってます。)
日常生活の中に潜み、私達の体を歪ませる、その憎きモノの名は・・・・・
「 お・う・ちゃ・く 」・・・そう横着です(^O^)b
後一歩前に出ればいいのに、ちょっと立ち上がればいいのに、台をもってくればいいのに、その場で何とかしようとする。
その姿勢、その動きが体にとっては辛いんです。
体が歪む!と聞くと何か特別なことをしたのかな?と思ってしまいますが、無意識で行われるこの横着の積み重ねの方がよっぽど体を歪ませていくのです。
なるべく動かずに事を納めたい。
その場で出来るのならその場でしたい。
人は大人になるにつれだんだんと横着になっていくんですね。
この横着な動きの特徴は 「片手」 で何かをしようとすることです。
片方の手だけを動かすと体そのものは動かなくても割と広い範囲に手が届きます。
届きそうだなぁと思う範囲の事は片手で済ませようとするんですね。
まだ横着というずるさを知らない子どもの頃は何事も両手を使おうとします。
両手を使うことで体の安定感はグッと増すのです。
小さなお子さんをお持ちの方は観察してみて下さい。
何かを欲しがるとき、「ちょーだい」と両手を差し出しませんか?
「ハイ、あげる」と渡そうとするとかなり近くまで寄ってくるはずです。
これが成長するに従ってだんだんと横着になり、片手で済ませるようになっていくんですねぇ。
小さな子どもは大人に比べれば筋力が全然ありません。
正に大人と子どもです。
そんな筋力がない子供達はバランスで体をコントロールしています。
バランスの崩れを支える筋力がないので無理な範囲に手を伸ばすようなことはしないものです。
ちょっと実験をして体感してみましょうd(^-^)


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次に両手を伸ばせるところまで伸ばしてみて、同じように押さえてもらいます。
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いかがでしょう?
片手の時はお尻が浮いてしまいそうな感じがしませんか?
両手の時は体が持って行かれない感じがあると思います。
他にも片手で届く範囲と両手が届く範囲、その時の体の様子を比べてみると片手は気付かずに実に不安定な姿勢になっていることに気が付くはずです。
日常生活の全ての動きを検証するなんて難しいことはしなくても、両手を使うということを心がけることで体はなんとなくバランスが取れる範囲で上手に動くようになるんです。
もう一度子どもの頃を思い出して両手を使ってみましょう。(^_-)
両手を使うことで日常生活で起こる歪みの原因のほとんどをなくすだけでなく、動きそのものもとてもキレイ(美しく)に見えるんですよ。(^_-)-☆



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