操体は引き算?

世の中には様々な療法があります。
世間の方から見れば私のやっている操体もその一つなのでしょう。
私自身、操体が面白いので他療法について興味があまりありませんし、豊富な知識もありません。
しかし他療法の話を聞く中で、ここは操体と違うなぁと感じるところがあります。
それは「足し算ではなく引き算の世界」だと言うことです。
・・・わかりませんよね?(^_^;)
他療法のすべてを知っているわけではないので大きな事は言えないのですが、他療法の多くは足し算の療法のような気がしています。
・何か術を施して今の体を良くしてあげる。
・なにか気なりエネルギーなりを与えてあげる。
・今の体は良くないから良くしてあげよう。
・今ある地点から上に(先に?)行こう、行かせよう。
そういった方向性が感じられます。
操体はそれらとは逆に下に(後に?元に?)戻そう、戻ろう。
そういった方向性の療法(?)です。
今ある体に何かを足していくのではなく、余計な物を落としていく。
より高めていくのではなく、動物として本来の自然な姿に帰っていく。
そういった世界です。
この方向性の違いはどこからくるのか?
まったくの私見ですが、それは体への信頼ではないでしょうか?
操体の根本的な考え方に、「人は生まれながらに健康に生きていけるように設計されている」というものがあります。
体、命とは完成されている。
それを本来のように使えていないから不調が起きる。
元々健康に生きていけるものなのだからそこに返してあげればいい。
そして戻すための方法もちゃんと体の中にある。
それが操体です。
何かを足していくのではなく、いらないものを引いていく。
どちらが良い悪いと言う話ではなく。
そういった違いがあるということ。
そんな体を信頼している操体の世界観が私は大好きです。
※こんなイメージです。
tashizan.jpg
バランスを取るために足しながらバランスをとろうとしている図。
何も持っていないときにはバランスがとれていたのだから、もっているものを下ろしていこうというのが操体です。



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