メンテナンス

2002年、まだ当院が出張メインで営業していたときのお話。
健’sNOTEの記事をリライトしてみました。

HONDA VTR250

HONDA VTR250

出張メインの健balance Recoveryの大事な足はバイクです。
電車でのアクセスの悪い所にはとても重宝しています。

実はバイク乗りとしてはとても恥かしいことなんですが、先日1年数ヶ月振りにバイク屋さんに行ってきました。
私、バイク乗りといっても実はバイクのことは全然わかりません。
その辺の高校生の方が僕などよりもよっぽど詳しいと思います。
そんなヘナチョコライダーの私ですが、定期的にオイル交換をすることくらいは知っています。

普通、5,000kmか半年が一つの目安です。
3,000kmくらいで交換する人もいるようです。

オイルはエンジンやバイクがスムーズに動くための潤滑油。
これが汚れて劣化してくるとバイクに悪いということも知っています。
知っているのに、ついつい1年数ヶ月もほったらかしてしまいました・・・(反省)

何か不調を感じれば直ぐにでもバイク屋さんに行ったのでしょうが、普段乗っているぶんには特に不調を感じることもありません。
さすが国産バイクは良く出来ています。

しかし、そろそろ行かなければ・・・と思いつつ時間が過ぎてしまいました。

そして先日、ちょうど時間ができたのでヨシ!行こう!と重〜い腰をあげバイク屋へ。

オイル交換をし、伸びていたクラッチワイヤーを少しつめ、タイヤの空気をいれてきました。
なんとタイヤの空気圧は半分近くに減っていました。
コレに気付かないとは・・・

バイク屋さんの『いつでも気軽にきてくださいね〜』といういつも私が言っているセリフを逆に言われ、苦笑しながらバイクにまたがりました。

シートにお尻がついた瞬間 、あれ?
そして走り出して更にビックリ!

バイク屋さんに来る前とはまるで別のバイク!
今まで特に問題ないと思っていたけれど、それはただ気がつかないだけでした。

バイク屋さんからの帰り道、走ることが楽しくて家とは全然違う所まで行ってしまいました。
ただ走る事が楽しいなんてスッカリ忘れていました。

そしてバイクで機嫌良く走りながら、これは体も全く同じだなぁと思いました。

一度に大きな変化があれば直ぐにわかります。
しかし、毎日少しづつ微妙な変化はとても自覚しづらいものです。

自覚できないので特に体には気を使いません。
その結果、急に痛みなどが起こりやっと気付くにいたるのです。

バイクや機械でも定期的に点検を行うのですから、人間にも定期的なチェック(メンテナンス)は必要です。

今の体は大丈夫でしょうか?
何の問題もないと思っている体。
もしかしたら本当はもっと楽に動けるのかもしれません。

操体では間に合っていれば良いと考えますが、その間に合うという範囲の中でも、高いレベルで間に合っていたほうが快適なのは言うまでもありません。
平均点より下ではないけれど、60点より70点が、70点より80点の方が better(ベター)でしょう。
少しでも快適に毎日を過ごし、動くって楽しいんだと感じていたいですね。

 

・・・とまぁここまでが2002年の文章(一部手直し)。

愛車のHONDA VTR250も今は手元にありません。

最近はもっぱら自転車オンリー。
自転車でも同じです。
タイヤの空気を入れたり、油を差すだけで違いを実感できます。

毎日少しずつの変化は気がつきにくい。
しかしそれは分からないと言う事ではなく、気にしていないということなんですね。
カラダもそうですが、意識を向ける事が当たり前になっていれば、ちょっとした変化も実はすぐに分かります。
普段からカラダに対して意識を向けているから、いつもとの違い(変化)を感じられます。

少しでも違和感を感じたときに、すぐ自分で調整してしまえばいつも快適なカラダでいられます。

普段カラダに無頓着な方は定期的なメンテナンスとして当院をご利用下さい。

 

久しぶりに昔を思い出し、バイクでどこかに行きたいなぁ・・・



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